ミニマリスト

汚部屋出身のミニマリストの本です。

床まで溢れたものを徐々に整理し、現在では引っ越しに30分もかからないくらいのシンプルライフを満喫していらっしゃる著者による、ミニマリストになるための指南書。

私が子供の頃は高度経済成長の中、モノを持つことの幸せにあふれていた時代でした。そして、包装紙や空き箱など、何かに使えるかも?と、せっせと押し入れに取っておくような「もったいない」と相まって、家の中に何でもため込むクセがいつの間にかついていました。そして、それらが増えると今度は「収納術」なるものが脚光を浴び始め、今でも押し入れ収納プラスチックケースが飛ぶように売れています。

ここで著者は言います。まずはモノをため込む原因となる収納グッズを捨てること。入れる場所が確保されるとさらにモノは増えます。まずは今ある収納に入り切らないものを捨てることが大切。

いつか使うものを捨てることで未来への不安が消え、思い出の品を手放すことで過去のトラウマから解放され、「今、ここ」に集中し、感謝して生きることができるようになった、というくだりにはハッとさせられました。そう、私たちに大切なのは、「今、ここ」 を生きることです。

また、幸せとは、感謝そのものであるとも書いてありました。幸せだから感謝できるのではなく、感謝することそのものが幸せなのだと。モノを手放すことで、その「感謝」が生まれたと。

モノの多い部屋にいると、それだけでエネルギーを奪われます。モノたちは大切にされたくて語り掛けてきます。すると、片づけなくてはいけない、と常に気を取られます。これではやるべき物事に集中することができません。

この本には、ミニマリストになるために必要な手順が細かく書かれているだけでなく、その結果得られる時間的、精神的、金銭的ゆとりについても書かれています。片付けはこれまで単に生活の知恵の一つでしたが、精神論にまでつながっているのですね。ミニマリストの部屋の写真が掲載されていましたが、その場の空気が清浄であることさえ見て取れます。モノがなくて片づける手間もかからないので、掃除が自然と毎日行き届くのだそうです。

私も断捨離続行中ですが、本など一つ一つフリマやオークションで売っていくのは手間が掛かります。ある程度減らすには、やはり「捨てる」覚悟も必要でしょう。ただ、不要だからとぞんざいに扱うのではなく、感謝して捨てることも大切でしょう。

モノを手放すことで、本当に大切なモノやコトが見えてきたら、人生は本当に豊かなものになるでしょうね。その日が一日も早く来るように、今日も断捨離、頑張ります

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